雨の中ねこが行く

ずぶ濡れの体毛は、それでも輝く。

僕が絵を描くことを「おえかき」、SSを書くことを「もじかき」という理由

こんにちは、みずいろこねこです。

この記事は、

adventar.org

上記企画のレギュレーションに準拠して書かれております。

前日の記事はかたりやさんで、

katariya0116.hatenablog.com

上記のものです。アイドルものって思った以上に出ているんですね……。興味ない分野って本当に情報として入ってこないもんだなあ。

今回は、僕のおえかきともじかきの原初、そしてそれを続ける理由をお話ししていこうと思います。

まずはおえかき。皆様もそうでしょうが、僕が最初に握った画材はクレヨンでした。サクラの、男の子と女の子が向かい合っておえかきする絵の描かれたあれです。初めて描いたのは三歳の頃でした。あの頃は、人が人の形を成しておらず、絵と言うにはあまりにも酷いものでした。そのせいか、僕はおえかきをすることがとても嫌いでした。絵の酷さは小学校に入っても変わらず、辛うじて人の形を成すものになってきた程度でした。

しかし中学年になった時に、小さな転機が訪れます。図画工作のが時間割に組み込まれてきたのです。絵画方面を抜き出すと、最初はスケッチから、模写、創作と進んでいきました。そこで僕は、模写に対して強い興味を持ちました。まあ、模写と言っても花の形を描く程度でしたが。

見たものをそのまま描くことはとても難しいものでしたが、描いているものがどんどん似てくるに連れ楽しくなっていったのです。そのことを先生に話した時、こう仰ったのです。

「その気持ちを大事にしてね。楽しい気持ちで描かれた絵は、見ているこちらも楽しくなるから。これからも私のことを楽しませてほしい」

この言葉は、僕の心に深く刺さりました。型にはまったものではなく、楽しむ気持ちを評価されたのはその時が初めてだったのです。そこから僕は、絵を描くことが大好きになりました。

それからしばらくして、中学二年の頃。ここらまで真面目に授業を聞いていたのですが、あまりにも退屈すぎてノートに落書きをしたのです。実はこれは未だにうちの子的な扱いで何度も描いているものです(公開はしていません)。この頃から継続的におえかきをするようになったのです。

そうして気づけばはや13年です。中期の頃の方がかわいいものや動きのあるものを沢山描けていた気もします。それでも、楽しい気持ちを忘れない為に、僕は絵を描くことを「おえかき」と呼び続けるのです。なによりかわいいしね。

続いてもじかき。これは比較的最近で、高校生に入って携帯を手にしてから始まりました。

当時はチャットの黄金期と言われるほどに個人HPに置かれたチャットが盛り上がっていました。僕の周りでは成百合が大流行しており、もちろん僕も参加していました。

そこで僕は思ったのです。ここまで考えられるなら、自分で書いた方が捗るのでは? と。

正直、当時書いたものは目も当てられない黒歴史クラスの出来でした。それでも当時は誇って見せびらかしたものです。

それからももじかきはずっと続けていましたが、どれも難産でしかも山場が弱いものばかりでした。それでも書き続け、僕は今に至ります。

そして書いた苺と薔薇。何度でもいいますが、拙作を書きながら何度も何度も泣きました。悔し涙ではなく、自分の書いた作品に感動して、です。自分が感動できないものを、他人が読んでも感動するとは思えないから。

まあ、言ってしまえばおえかきももじかきも理由は同じなんですよね。楽しむことを重点に書いたり描いたりしているわけです。

どれだけ酷評を受けても、才能が無いと思いながらも続ける理由。それは、この言葉に尽きると思います。

「僕」にしか創れないものがそこにあるから。

それを心に置きながら、僕は創作活動を続けていくのです。

さて次の記事はアルエムさんの2018年よく聞いていた曲ですね。僕は正直アイマス以外ほとんど聞いてない……。

以上です、稚拙な文をお読みいただきありがとうございます。